国立警察高等学校

―銃撃室

初「やっと来たよ」

海「ルーキー君の実力を見せてもらうかね」

教官「まずは基本姿勢、両手で構えて…こう構えろ」

篤「はい」

教官「で、これを下に下ろして…」

ｶﾁｶﾁｶﾁ…

教官「引き金を引いて打つ」

篤「はい」

教官「最初は真ん中に当てれなくても大丈夫、ここのクラスは中学からいる奴らだから当てれるだけだ」

篤「はい、分かりました」

海「そっか、岡原以外はみんな内部生か」

初「今さら？」

教官「お前らちょっとは黙れ、岡原はとりあえず打ってみろ」

篤「はい」

ｶﾁｬ…

ｶﾁｶﾁｶﾁ…

ﾊﾟｰﾝ!!!

海「…見事に真ん中だよ」

初「本当に初めて…？」

篤「打つのは初めてだよ」

教官「真ん中に当たったのは偶然だろ、視点はぶれてる」

篤「分かりました」

教官「今日はここまで!!拳銃を元に戻せ!!」

生徒「はい!!!!!」