国立警察高等学校

―職員室

小森「とりあえず吐け」

海「胃液しか出ないよ」

小森「そっちじゃなくて、何を俺に隠してたかを言えってことだよ」

海「高校生は隠し事が沢山あんだよ」

小森「…岡原は言うよな」

篤「……………」

小森「そっぽ向くな!!土方!!言え!!吐け!!」

初「ココア出ますよ、いいですか?」

小森「お前そんなやつだったか…?」

初「田仲と一緒にいすぎたせいですかね?」

小森「お前ら!!いい加減白状すれや!!とくに田仲!!」

海「俺!?」

篤「そろそろ言えば?多分小森先生には隠せないよ」

小森「岡原が言ってもいいぞ」

篤「放課後に三人で警視庁に行こうって話しをしてました」

小森「何しにだよ」

初「資料室に用事がありまして」

小森「資料室?なんで?」

篤「事件を調べたいからです」

小森「…わかった、総監に伝えとく」

海「マジで!?」

小森「その代わり!!俺もついていく」

海「マジで…」

小森「当たり前だ!!」

篤「分かりました、放課後にまた職員室に来ます」

小森「おう、岡原と土方は戻れ」

海「俺はー?」

小森「もうちょいお話ししようか♪」

海「はあ!?」



 
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