ナンパ男との恋
家に送ってもらい
部屋に入ったと同時に
ある事を思い出した。


輝樹のパーカー
返しといてって
頼んで渡せば良かった。


・・・いっか。

また明日でも
いとこくんに頼みに行こう。

いなかったら
置手紙でもしといて
服を置いてくればいいし・・・


久しぶりに
楽しかったなぁ・・・・

変な事ばっか言い合って
大笑いして
夜中にご飯食べて・・・

輝樹は・・・
何して過ごしたんだろう。

ナンパ行ってたかな・・・

それとも 誰かとデートかな・・・

1人になると

・・また輝樹の事を考えてる自分


結局、ダメな自分だ。


「諦めの悪い女 春菜・・ってね」


夜中に1人で こうして
つぶやいてるなんて


ほんと・・・イタい人だ・・・
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