ナンパ男との恋
「つーか、お前
大人気なさすぎじゃねぇ?
何その 中学生なみの独占欲・・・
春菜 耳まで真っ赤じゃん」

顔が赤くなってるの隠したくて
うつむいてるのに
そんな乙女心も気づかずに
指摘するとは・・・・

「もういいから 
お前ら はよ帰れ。」

面倒臭い様子の輝樹・・・

たしかに、
亮くんの相手すると
少し疲れるかも・・・・
というか、口で勝てないような気するし・・・

「うわっ・・ケン聞いた?
俺たちを邪魔者扱いして
2人で何する気!?
うわぁ・・・やらしぃ~」

「何もしねぇし・・・
お前らの相手すんのが
だりぃだけだし。」

「とか何とか言って
お熱い夜を過ごすんだろうなぁ?」

「勝手に言っとけよ。
はよ、帰れ。」

「はいはい、帰りますよー
邪魔者は帰ります。
ケン帰るぞー?」



・・・・・・・・

何か 嵐のような人だ・・・

いなくなると
急に静かになって
少し寂しいとすら思ってしまいそうになる。
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