ナンパ男との恋
ん・・・・ふっ・・
輝樹の手が
洋服の中へと入り込んでくる。
キスをされながら
どうしていいのか
全然分からない・・・
怖いとか、
嫌だとか・・・
そんな事じゃなく
今まで感じたことの無い
変な感覚に襲われながら
ただ、身を任せるしかない・・・
鼓動が
どんどん早くなり
絶対 輝樹に聞こえてるってくらい
心臓の音が大きいけど
そんな事気にしてられない状況だ。
そのまま優しく
床に倒されるように
キスが首へ、そして
胸へと・・・・
自分の意思と関係なく
体が跳ね上がり
変な声が出てしまう自分が
すごく恥ずかしくなるのに・・・
どうしようもない・・・
輝樹の鼓動も
伝わってきて
もう、何も考えられない。
上半身が露になりながら
恥ずかしいのに
手で覆うこともできず
ただ、輝樹の熱い吐息だけが
胸から伝わってくる。