ナンパ男との恋
「なぁ、春菜ってさー
前から思ってたんだけど
感度良すぎだよなー?
処女なのが不思議なくらい。
これで経験したら
やばいんじゃねぇか?」

「なっ・・・・
感度って・・・・
っていうか・・・
やばいって何が・・・」

「んー・・・いや。
いろんな男と
やりたくなるんじゃねぇかなーなんてな。」

「そ・・んなわけないじゃん・・
輝樹以外に こんな・・事されたくないし・・・
っていうか、私
そんな欲求不満じゃない!」

「あははは、そうか。
そうだな。
そんな怒んなよー
悪かったって。
春菜の欲求不満は
俺が相手してやるから
安心しろ。はははは」

そう思ってくれるんなら
最後まで
してくれたらいいのに・・・

「そんな目で見んなよなー
そのうち、春菜には
本当の快感を教えてやっから。
なっ?」

頭を撫でられ
熱いキスをされ
また ごまかされていく。

悶々とした気持ちを抱えたまま
家に送られ
さっきまでの 幸せの余韻に浸りつつ
鏡の中の自分の姿に
思わず 顔が熱くなる。

何か・・・欲求不満の顔?
というか・・・・
エロイ顔・・・・というんだろうか。
こんな顔、絶対誰にも見られたくない・・・

しかも、身体中に 赤い跡が・・・
首筋の見える部分にまで・・・

どう隠そうか・・とかよりも
ニヤけてしまう自分は
もう どうしようもない証拠だ。


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