ナンパ男との恋
「輝樹・・・・」

「あぁ?」

「また・・・・
浮気した?」

こうして幸せな瞬間だからこそ
どうしても・・・

気になってしまうんだ・・・

「何で?」

「首・・・・」

「首?」

手で触りながら
鏡を覗き込んだ。

「あぁ・・・これか。
気になるか?」

頷くと 少し笑いながら

「気になるんなら
安心だな。」

会話が成り立ってない気する・・・

「意味分かんない・・」

「気になるっつー事は
そんだけ好きって事だろ?」

「好きだから一緒にいるんじゃん・・・」

「あはは、まぁそうだな。」

また話がそれてる・・・・

「浮気したの・・・?」

「春菜の中の浮気は
どういう事を言ってるわけ?」

「男友達とは絶対しないような事・・・」

「おー、春菜
少し頭良くなったな~
そうきたか」

うつむきながら
明らかに笑っている・・・






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