僕の天使に贈る唄

「・・・奏くんだからこそ、
はっきり言わせてもらう。





奏くんの心臓はー・・・」











「なぁ、岡山センセー。」



俺は言葉をかぶせるように
そういった。





「・・・どうした?」




「俺の病気、
治してくれるんだよな。


治してくれるって、
言ったもんな。」





俺はまっすぐ瞳を見て、
そういった。





だって、
そういったんだ。




僕が保障する、って。



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