僕の天使に贈る唄

それからまた、
美音が来ない日が続いて


しかも俺の体も
どんどん悪くなった。





体は鉛のように重く、
思うように動かない。



心臓は息が出来ないほど
苦しい日もあって。






命のタイムリミットが
近づいているのがわかった。








・・・だからこそ、
俺は自分の足で


確かめることにした。






美音がこの病院に
入院しているのかどうか。



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