僕の天使に贈る唄

岡山センセーは明らかに
焦った表情を見せる。




やっぱり・・・。




俺はそれで確信した。






この部屋に入院してるのは
あの美音、だと。




また心臓が高鳴る。

でもさっきとは違う。



・・・これは発作だ。






そう思ったと同時に、

俺はゆっくりと
前のめりに倒れた。





そして意識を失った。



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