僕の天使に贈る唄

「なぁ・・・」

「ん?」



俺の問いかけに、
首を傾き声を漏らした。





でもなかなか
次の言葉が出てこない。


口を開けたまま、
言葉を閉ざす。







「・・・聞き事があるなら
ちゃんと言いなさい。」





岡山センセーはそう、
真剣な目で俺に行った。





この人は、

俺の聞きたいことを
分かっている。







でもセンセーから
話そうとはしなかった。



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