僕の天使に贈る唄

「・・・そうだよ。

君の知ってる美音だ。



そして僕の患者でもある。」



そういって、
俺に1枚の写真を見せた。






そこには笑顔で映る
美音の姿があった。



センセーと美音の姿が。






楽しそうに笑ってる。


でもどこか、切なそうに。






「この子、だろう?」




「・・・はい。


美音は一体
何の病気何ですか?」



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