僕の天使に贈る唄

性格とかは、
親父に似たんだろう。





「君も、お父さんも、
不器用なんだね。」



「・・・そうっす、かね。」



「そうですよ。」





肘をつき、

手で口元を隠すように
センセーは笑った。






親父と、
仲直りっつーか


仲良くなれればいいな、





というのは
正直思ってはいない。




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