僕の天使に贈る唄

もしかしたら親父も、
それを理解して


会いに来るのかもしれない。







「・・・まぁ僕は、

君達が仲良くなれればいいと
思っているけど。




親子なんだから。」





“親子”なんだけど、


「すれ違いの多い
親子なんで・・・。」



「いいじゃないか。
いくら遠回りをしても。




どれだけ遠回りをしようと
最後はきっと、



同じ道に辿り着く。








あ、そうだ。
甘いもの、嫌いだっけ?」





・・・甘いもの?

食い物のことか?



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