僕の天使に贈る唄

「こんにちわ。」

「・・・どうも。
お世話になっています。」

「いえ。」






・・・こういう時だけ
親みたいな事言うんだな。





いや、親なんだが。





俺そっちのけで話す2人。


ただそれを俺は横目で見る。





会話はあまり
聞いてはいなかった。







それで目に映ったもの。



それは、親父の笑顔だった。




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