僕の天使に贈る唄
「なぁセンセー。」
「・・・ん?」
不思議そうに
俺の青い瞳を見つめる。
「いや、なんでもない。」
「・・・気になるじゃないか。」
「今度、教えるよ。」
くすくすと笑うセンセーに
俺も笑顔を見せる。
まぁ気になるわな。
でも俺は教えることなく
病室を出ていった。
そして自分の病室に戻り
ベッドに横になる。
美音の病室に寄ろうと思ったが
まず自分の部屋により
ノートを広げた。
ノートとは、
俺の作詞ノートだ。