僕の天使に贈る唄

「じゃあな、美音。」

俺はそういい病室を出た。



「うん!ばいばーい!!」


という美音の声を
背に感じ自分の病室に向かった。





病室に着くなり
また作詞を始める。


Aメロまで出来た唄。



ココから全く進まないのだ。



ため息交じりに
髪をかきむしった。




そしてまた
眠れぬ夜を過ごした。


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