僕の天使に贈る唄


涙が、鼻水が、止まらない。






「ふッ・・・
うわあぁぁあ!!!」






俺は狂ったように泣き続けた。



泣かなきゃ
自分を保ってられなかった。











でも、疑問が浮かんだ。






心臓が止まったのに心臓移植?




死体移植はあるが
止まってしまえば

心臓は無理なんじゃ・・・?




俺は移植に関しては無知だし
よくは分からない。




気が付くと涙が止まっていた。






すると、
センセーがやってきた。


「・・・奏くん。」



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