僕の天使に贈る唄

「そんな気休め、いらない。」




冷めた瞳。

冷めた声。



俺は小さくそういう。





今まで散々、言われてきた。




いいなァ、とか。

カッコいい、とか。



本当はそんな事
思ってねぇくせに。







そんな言葉、いらないんだ。



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