僕の天使に贈る唄

「わァッ!

あたし、かくれんぼの
途中だったんだ!!


忘れてた!!!!」






手を丸めて、口元にあてる。



大きな目をさらに大きくして、
慌てる姿は可愛らしい。





「じゃ、あたしいくから!!」


んじゃっ!と言って
美音は窓から出ようとする。





やっぱりコイツ、
窓から入ってきたのか・・・。


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