僕の天使に贈る唄
「そういう問題じゃない。
いいんだよ、コレで。
俺が出した答えだ。
美音は会うことを選んだ。
・・・・・・奏くんに。
父親としては
とてもさみしいことだけど
愛する人のそばにいたいと
そう願うのは普通だろう?
自分の子供が出した答えだ。
俺は自分の子を、
美音を信じる。
あの子が幸せなら
俺だって幸せなんだ。
その気持ちは
母親の君だって同じだろう」
優しい笑顔で、
私にそういう。
というか、
その通りで何だか悔しい。