僕の天使に贈る唄

「そうだよな。
かばっちゃうよなー。


センセー、柊さんのこと

 大 好 き

だもんなー。」




俺はあえて
“大好き”の所を
強調してしゃべった。




「ちょッ奏くん!!」


センセーは赤い顔を
さらに赤くした。




そう、センセーは
柊さんに恋をしているのである。




「・・・言わないの?」

「言えないよ・・・。」



センセーは首に手を当て
苦笑いを浮かべている。



俺はその姿を見て、笑った。



< 81 / 439 >

この作品をシェア

pagetop