☆年下王子のアイツ★




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月曜日



俺は、2日間家に閉じこもっていた。


遊びにも行かないで。




海心がたくさんのメールをくれたけど答える気にはなれなかった。







「あっ、瞬!!やっと来た!!!」



「ごめん、海心。」



「なにかあったのか?」




さすがの海心も感づいたらしい。


でも…




「ごめん、言えない。」



「まぁ、俺はお前の味方だからなっ。俺を頼れよ?」




いつになく真剣な海心が頼もしかったからか。


俺は、初めて人前で泣いた





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