☆年下王子のアイツ★




もう会えないのにね。


天国にあなたはいるのに。






≪しの…今、しのは幸せ?≫



そんな声が聞こえてきた。




「愁?愁なの!?」



≪そうだよ。しのはなんで泣いてるの?≫


「愁に会えないんだもん…」




≪俺とはもう会えないんだよ、しの。

だからさ、俺の分まで幸せになって…?≫


「なんでそんなこと…ッ」




愁…幽霊でもいいから顔を見せてよ

お願い…




< 116 / 306 >

この作品をシェア

pagetop