☆年下王子のアイツ★
「そんな睨むなって。」
いつの間にか、睨んでいたらしい。
「いつから恋してんの?」
「んー中2くらいから。」
「マジか」
マジだよ…先輩、俺もう2年間も片想いしてるんだよ?
だから早く振り向いて―――⋯
「俺、恋なんてしたことねぇから応援しかできねぇけど。
お前の味方だ!頑張れよ!」
「意外に良い奴なんだな。」
「意外っていうな!」
海心だっけ?
なんか、話しやすいなー
海心に言われて、また教室に俺は戻った。