☆年下王子のアイツ★




近くにあったイスに座って、私は瞬の左手を強く握った。



永遠に約束…。








そうしていると、ガチャと音がして乾いた声が聞こえた




あれは…


「瞬のお母さん…」




ついさっきまで泣いてたらしく、目が赤く腫れていた。




どれもこれも私のせい…






目が合った瞬間、私は素早く立って、首を下げた





「ずびまぜんでじたっ!わだしのぜいで…」




ヤバい、涙が止まらない。


こんな姿、みっともないじゃん…




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