甘めな年下くん☆
「そうなんだよ....はぁ」
あたしが溜息をついてると後ろから、低い声がした。
「楠原。これ忘れてただろ。ハイ昨日の分。」
ポンと頭を叩かれ、紙の山を渡された。
「ゲッ、相神...くん(さがみ)こんなにっ?」
無愛想な顔でうなずくと、黒髪をなびかせ彼は去って行った。
「あ~カッコイイ♪相神くん、いつみてもイイなぁ」
未奈ちゃんは、ウットリと後ろ姿を見つめる。
どこがいいんだか!あの性格悪い奴。