甘めな年下くん☆
突然手首を掴まれた。
「ちょっ...離してよっ」
聞こえていないのか無視。
誰も居ない森の中に連れて行かれた。
「皆、待ってるかもしれな」
強引に唇をふさがれた。
「やめっ...」
ドンっと那智を押すと、離れた。
「...何で居なくなった?」
あまりにも低い声で冷たい目であたしを見る。
ドキドキが...
「紙、探そうと思って」
「嘘。また嘘ついた...ハァ」
なんで溜息つくわけ?!
那智が...分かんない。