甘めな年下くん☆
「まぁ~う~ん」
「ハハッ。じゃあ、僕達行きますか、先輩」
太紀君は、少しだけ辛そうに顔を歪めた。
何だか、今日は皆...変だ。
「え、もう行く?太紀...早いね」
「先輩のせいで、時間押したんですよ。」
太紀くん、可愛いなぁ...
2人で歩いて行く後ろ姿を見つめていると
突然抱きしめられた。
「他の男、見ない。」
「みてないよっ」
「嘘だ、浮気禁止だから。僕嫉妬深いんで」
那智って、束縛タイプ?
まぁ、あたし束縛されるの嫌じゃないもん♪
むしろ、嬉しい...