甘めな年下くん☆

幸せそうであたしも嬉しい♪




「あ、居た」





声がして、振り向くと
相神が居た。





「いっつも神出鬼没だよね、相神くんって」

「影薄くてごめん」





いや、影薄いどころか存在感バッチリだと思いますよ
だって、周りが光って見えるもん。





「何で溜息ついてた?」

「さぁ...??」

「分かった。松本だろ」





当てられて何も言えないよ...
頷けないし...





「やっぱり。付き合ってるんだろ」

「...なっ、んで知ってんの?」





慌てて噛んでしまった。
笑ってるかなと思い、相神を見ると
無表情だった。
いつも、無愛想だけど...
それ以上に無表情。




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