甘めな年下くん☆
「相神、くん...?」
恐る恐る顔を覗くと
抱きしめられ...た。
一瞬何が起こったのか分からなかったけど、
相神に抱きしめられてる。
「あ~のぉ??///」
問いかけると
「ごめん。あ、いや...ごめん」
体を離した。
だけどドキドキは収まらない。
好きとかじゃなくて...
驚きのドキドキ。
「じゃっ、これでしたことにしような」
慌てたように相神は言うと、どこかに行ってしまった。
何だったんだろう。
もードキドキするよぉ。
辺りには人がいなくて良かった...
誰にも見えないから。