甘めな年下くん☆
ふと、さっきまで居た場所に目を向けると那智は居なくなっていた。
取りまきの女子も...
「どこ行ったんだろ」
小町ちゃんも居ないし。
嫌~な予感がした。
「あれれ~、花乃ちゃんじゃないですか~」
この声は、乃良...テンションの高さがイラつく。
隣にはえり。
「キッスはしたか?アイドル2と。ちなみに3は俺♪」
「そんなの聞いてないって。しましたよ?」
乃良、まったく。
本当...兄だとは思いたくない。
「本当かなぁ~、怪しいよねぇ。えり」
「えぇ。まぁいいじゃない?ね?」