甘めな年下くん☆
「どうしよう!傘忘れた...」
「あぁ、俺持ってるけど。貸そうか」
相神、優しい....
お言葉に甘えようかな?
「いいの?帰り大変じゃない?」
「別に。俺、家めっちゃ近いから」
「そうなんですか~?相神先輩の家...あの駄菓子屋さんですよねぇ?」
那智が言うと、相神は無言になった。
なんだ??
「ね、今日はもう帰っていい?」
なんとなく空気が重い気がして、言うと
「もう、いいと思う。明日もやるから」
相神はカバンを持って折りたたみ傘を貸してくれた。