甘めな年下くん☆
「そぉ、かぁ」
「ごめんな、また行くから」
ポンっと頭に手を置かれ、
ドキっとした。
「でも、なんで居たの?あの時...」
「ん~、彼女とデート?ま、別れたけど」
疑問をぶつけたけど...何となく
苦い気持ちになった。
う~ん....つ、付き合ってたんだ。
だけどカッコイイし仕方ないか。
相神の次くらいかな....
「ふぅ~ん。でも「斎藤く~ん」
言いかけてたのに女の声。
あたしってタイミング悪いよね??
「何~?」
望は爽やかスマイルで集団に笑いかけた。
コイツ.......女なれしてるな。
と心の中で毒づいた。
だけど久しぶりに会うとドキッてする。