甘めな年下くん☆
「違うよ.....」
「はぁ、まっ初恋の相手だもんね仕方ないか。じゃあ」
早口で言うと那智は家の中に入って行った。
えぇ!?ちょっと.....まってよ。
あたしどうすればいいの!?
鍵、しめた音したよ???
「那智ッッ!開けてー」
ドンドンと玄関を叩くけど、鍵は開いてない。
「ど、どうしよぅ.....」
野宿!?いや、高2が野宿はヤバイでしょ。
うん..........
襲われたら、那智のせいだから。
最低.....
「....やば。俺のせい??」
「そうだよ!!もとはと言えば、望じゃんっっ」
まくしたてると、望は反省したらしく
「交渉すればいいんだろ」
と言った。
してもらわないと困る。