甘めな年下くん☆
「チッ。入れば」
那智は思いっきり舌うちすると家に入って行った。
「アイツ、うざい」
小さく呟くと、壁に押し付けられた。
手首をつかまれ痛い.....
「嫌そうな顔しないよね、してほしいんだ?」
「ちがぅ.....」
顔を近づけると唇を押しつけられた。
「ハァッ.....ン...ンン」
甘いけれどどこか強引で酔った気分になる。
フワフワしてきた......
「ゃだ..」
小さい声で言うと
那智は顔を歪めて口を離した。
その、顔が.....
悲しそうだったから。
驚いた。