甘めな年下くん☆
慌ててお礼を言うと
望は頷いた。
「じゃあ。勝手にシャワーとか使って。寝るから」
望は部屋から出て行った。
残され、静かな部屋を見渡すと1枚だけ写真立てが置いてある。
んん???
近づいてみると
あたし....という事に気付いた。
ピースして3人で笑ってる。
確か、これは動物園行った時だっけ....
「懐かしいなぁ....」
こんな写真、取ってあるんだ。
その隣には、聖のお母さんの写真。
なぜか、嬉しくなった。
大事な人の隣に、あたし達の写真があるのが。
お母さんくらい大切に思っててくれたんだなぁって。