甘めな年下くん☆

那智の足音は準備室の前で止まったまま。
うわっ、何か.......

ドキドキするよ。






『ガラッ』






何気に掃除し始めた時だった。
勝手に扉が開いた。





「えっ?」








驚いてみると那智が立っていた。







「また盗み聞きしたでしょ。」







まだ、あたしを見る目は冷たい。





優しい目で、こっちを見てよ。
抱きしめてよ.........







溢れてしまいそうな感情が
出てくる。




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