甘めな年下くん☆

「あっ....の」






何も言えない。言葉が出ないんだ.....





「今から帰るけど、どうする?」







那智の視線は、あたしの制服にうつる。
えっと思い下を見ると、
スカートが埃だらけになっていた。








「汚っ.....あ、え???仕事ある、から」







もう!!!昨日洗いたてだったのに埃だらけ。

パンパンと払っていると那智は小さく笑った。

それだけで心臓が高鳴る。
ううん、苦しくなる。






「手伝うよ。1人じゃ、大変でしょ」







断ろうと思っていた時には
もう掃除を始めていて、

何も言えない。






なんだかなぁ..........




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