甘めな年下くん☆

しばらく2人で掃除をしていた。

静かだな..........







「綺麗になったんじゃない?」






突然の声に心臓がビクッとした。







「へっ?!...本当だね。じゃあありがとう」





しまった、声が裏返った。
顔が少し赤くなるのが分かる。

早口にそういうと那智はうんと言った。






「じゃあ」





準備室を去ろうとすると







「待って」







と、か細い声が聞こえた。





静かで、薄暗いからどんな顔をしているのか分かんないけど......




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