甘めな年下くん☆

「ゲッ...トーじゃないっっ..///バカぁぁぁ」






静かな住宅街に、あたしの声が響いた。








「ぼーっとしてる、花乃が悪いんじゃん」







バカ呼ばわりされたからか、那智はふてくされ気味。








「だからって不意打ちは無しでしょっっ」







恥ずかしくて、でも嬉しくてこそばゆい気持ちになる。




歯磨きしておいて、良かった.......







「あーハイハイ。本当は嬉しいくせに。まぁ...家に帰ったら、もっとしてあげるから?ね??」








んなっっ!?





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