甘めな年下くん☆
かったるそうに声を上げた望。
こっちも、さっきの重苦しい雰囲気では無くて
軽く笑ってる。
「一緒に学校、行こうよ。3人でさ」
那智はそう言った。
なーんか仲良さげだよね...
だけど微妙な距離があるっていうか....
「ホラ、花乃。」
「眉間にシワ寄せんなよ、おばちゃんになるぞ」
2人に声を掛けられ、那智の横に付いた。
「おばちゃんになんかなんないよ!まだ17歳だもんね」
横に付いたはいいものの、望との会話に華咲いちゃって。
「まぁ10年後はなるさ」
那智の事を忘れ軽い喧嘩を始めてしまった。