甘めな年下くん☆
呟いてから、
こっちを振り向いた小町ちゃん。
「あっっ...この間はカラオケ行ってたんですよ。誤解はよしてくださいね、あー聞いてた事知ってましたから♪」
友達が『小町ぃー』と呼んでる声が聞こえる。
「今行くー!...意地悪な後輩でしょ。すいませんでした...でも先輩大好きですから♪」
それだけ言い残しUターンして去って行った。
...可愛い子。
何、あの大好きですって....
『いやーな奴』とか思ってたけど、可愛い。
まぁ知ってて言ったのには腹立つけど...。
「可愛がってあげよ」
これからも可愛い後輩として、
仲良くしよう。
もうライバルじゃないしね。