甘めな年下くん☆
扉を開けると、まだ生徒は遊んでいて先生も来ていない。
席に着こうとすると、未奈ちゃんが駆けてきた。
「花乃!どうしたの、待ってたのに。大便?」
「...うん...そう。」
あたしがそういうと、未奈ちゃんは納得したように笑って席に戻って行った。
「おい、楠原。お前号令だぞ。」
「....」
「おい、」
肩をたたかれて、ハッとした。
「あ、ご...めん。」
相神は怪訝そうな顔をして、自分の席に行った。
...男に見えた。
幼馴染とかじゃなくて、男なんだって思った。
那智は....男なんだって。
盗み見なんて...するんじゃなかった.....