甘めな年下くん☆

扉を開けると、まだ生徒は遊んでいて先生も来ていない。

席に着こうとすると、未奈ちゃんが駆けてきた。





「花乃!どうしたの、待ってたのに。大便?」

「...うん...そう。」





あたしがそういうと、未奈ちゃんは納得したように笑って席に戻って行った。





「おい、楠原。お前号令だぞ。」

「....」

「おい、」





肩をたたかれて、ハッとした。




「あ、ご...めん。」




相神は怪訝そうな顔をして、自分の席に行った。



...男に見えた。
幼馴染とかじゃなくて、男なんだって思った。
那智は....男なんだって。



盗み見なんて...するんじゃなかった.....










< 37 / 329 >

この作品をシェア

pagetop