甘めな年下くん☆
少しだけ、那智から離れる。
怖いもん...
「どうしたの?離れて...」
「なななな...何でも無い!」
本当に、昼間の出来事を夢だと思いたい。
「ふぅーん....これから2人っきりだね?」
「あ、あぁそうだね!あたし今から部屋行くっ!じゃあねッ」
あたしが部屋から出ようとすると、手首をつかまれた。
はぃ!?
戸惑っていると引き寄せられた。
「これから覚悟しておいてね...花乃を僕のモノにしてみせるから。」
那智じゃないような低い声と、甘い囁き。
耳元で、喋るから息がかかって...体が震える。
ドキドキが...高くなる。
「なちっ..変だよっ!/////」
急いで引き離すと、那智は笑ったままこう言った。