甘めな年下くん☆

「じゃあ、今から恋の勉強会でもしようか」



クスっと笑い、あたしの顔をのぞきこむ。




「恋のべんきょ、う?///」

「恋が分からない花乃に、おしえてあげるよ」

「はぃ?どういう勉強?」




二ヤリと笑ったかと思うと、いきなり顔を近づけて来た。
ひっ...心臓が、ドキドキするっ!




「これで、ドキドキ...する?」

「す..しない」

「でも、顔真っ赤だけど?」




えっ....手の平で頬を触ると熱でも持ってるかのように熱い。





「フフ、素直じゃないなぁ。じゃあ次」

「ッ...」

「その、顔やばいからやめてくれる?」

「ヒドっ...すいませんね、ブサイクで」





そんなにひどい顔、してたのかなぁ。
なんかショック。






< 64 / 329 >

この作品をシェア

pagetop