甘めな年下くん☆

浮かんできたヒト

~次の日~




寝る前に、何度試しても浮かんでくるのはあの人ばかり。





「未奈ちゃ~ん!」




机にうつ伏せで寝てる未奈ちゃんに駆け寄る。
朝早いからか、未奈ちゃんはうたた寝状態。

まだ、あまり人が来ていない。

未奈ちゃん、朝早いんだよね...何故か分からないんだけど。



「あ~分かったって~今からヤるの~?」




未奈ちゃんが意味の分からない事を呟いた。




「未奈ちゃんっ!」



大きく、揺さぶると未奈ちゃんはやっと起きた。




「あぁ、花乃....」




まだ寝ぼけているのか目は虚ろだ。





「こんな早くに、珍しいじゃーん」





うすら笑いをしながら、髪の毛を触る姿がなぜか色っぽく感じた。





「聞いて」










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