甘めな年下くん☆

声が低い。
これは...怒ってるな。





「那智は、何でそんなに不機嫌なの?」

「理由は分かってるでしょ。」




とぼけたつもりだけど、バレてるみたい。




「ごめんなさい....朝、黙って行って」





正直に謝ると、那智は普通の顔に戻る。






「それなら、いいよ。太紀、行こう」




おぉと行って、太紀くんは先に行く。
その瞬間、那智の顔が近づいてこう言った。







「またね」





そんなっ、近くで言わなくてもいいのに///













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