甘めな年下くん☆

どうしよう、断りきれない。





「ごめん。楠原、俺と組まないといけないんだ。学級長同士で」





救いの声かと思いきや、相神。
そんな話、聞いてないんだけど!





「あ~そっか。ゴメンね、忘れて」




男子は、頭を下げて友達の場所へと行った。




「あ~♪相神くん、一緒に組んでくれるんだぁ?ヤッター」




未奈ちゃんが、あまりに大きい声を出したから取りまきの女子がコッチをにらんだ。




「シィーっ睨まれてるよ...」

「あは♪嬉しくてさ~」





あたしなんて嬉しくも無いよ。






「じゃあ紙に書いておく。宏も一緒だろ」





宏...あぁ伊達川くんね。






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