甘めな年下くん☆
「あ~♪花乃先輩~」
振り向くと、ボブが似合ってる小動物系な女の子が駆けて来た。
「あれ?小町(こまち)ちゃん。」
「先輩~お久しぶりですっ」
「うん。あれ、小町ちゃん授業中じゃないの」
廊下に2人だけの声が響く。
「いいえっ、先輩は?」
「ほら、今度のグループ決め。旅行の」
「...あぁ~ハイッ♪」
天然なのか...おバカさんなのか。
小町ちゃんは可愛い。
「ハハッ...あ、じゃあね」
「せ、先輩っ待って下さい」